【「お母さんはなんでお皿洗わないの?」平成20年生まれの子ども発言】

 

夕食後、小学3年の息子が「お父さんは外で働いて疲れて帰ってきているのにお皿を洗って、お母さんはお菓子食べて新聞読んでるってなんで?お母さんがやりなよ。」

(ええ?!何事?!)

 

「今日はお母さん、あなたたちを連れて行ったから、工作ワークショップに参加できて、おやつがあって、ご飯も食べられたんでしょ?お母さんがやらなかったら、お出掛けもご飯もないんだよ。お母さんは今日もしっかり働きました!!」
と返しました。子ども、納得。

 

家事は立派な仕事です!
と世の中では聞かれるようになりましたが、本当に「そうだ、そうだ!」と男女とも心の底から思っているでしょうか。
私が「ええ?!」となったのはこの平成20年生まれの子どもが
「家にいるお母さんは働いていないように見える」
「外に行くお父さんは働いている」
という認識を持っていたということ。

 

例えば我が家の場合。子守だけで見てみますと
0歳児・・認可外保育所一時利用(朝~夜19時)・・・1万
小学生2人・・ファミサポ(朝~夜19時)・・1万
子守だけで合計一日2万円!平日5日間であっというの10万!

それに掃除や食事を換算したら結構な金額になるんです。一日の終わりには、それだけの金額をねん出したやり切った感を感じながら、
(こうして子どもと一緒にいられてよかった・・)
と振り返る。

 

▼専業主婦の年収は実際にはどのくらいなのか?
http://heikinnenshu.jp/tokushu/shufu.html
(子どもがいるお母さんの年収は約480万円~のようです)

 

「お母さんがやって当たり前と思うなよ」
子どもが大きくなったら、今よりさらに新しい男女観、仕事観に変っていくと思います。こうして小さい子どもの時期は、それを育む期間と思えば、日々の親の姿や考えを作っていかなくてはいけませんね。