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社会活動のなぜ?~なぜ会員は会費を払ってまでして大変なことをするのか?

6月20日に長野総会を終え、NPO法人の一年の節目をひとつ終えることができました。

30年は群馬マムズを理事長の桜井、長野マムズを副理事長の猪俣がリーダーシップを取らせていただきます。よりよい子育てに向かう私たちの活動を応援くださる皆様、ありがとうございます。

 

さて、総会でこんなご質問がありました。

「なぜ活動会員は会費を払ってまでして大変なことをするのか?」

 

この質問はとてもいい質問だと思います。

活動でどれだけ経ても、社会活動への見方、感じ方のご意見は現実を見るようで貴重です。

 

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「社会がもっとよくなったらいい」

「困っている人を助けたい、自分も困っている」

そんな小さな善意の気持ちを誰しも持っていると思います。

 

 

そんな気持ちをボランティアという形で自主的に行動する。

会員となって活動する。

仕事をお持ちの方は休日を使ったり、育児中の方は子どもを抱えながら。

今よりさらに自分の時間もなくなり、労力も割いて大変ではないか?

しかもお金ももらわずに、むしろ自分でお金を払ってまで。

 

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■ボランティア活動は公益性公共性の特徴があります。

会に入会した会員のみの限定した活動で一年を終えるようなことはせず、広く地域住民の誰しもが会の催しなどに参加することができます。

 

「誰でも参加できるのであれば、わざわざ会員にならなくてもよいとも言えるのではないか?」

先のご質問にはそんなことも含んでいると思います。

 

 

■私は会員(活動会員)になるということをサッカーに例えてこう考えます。

 

会員はグラウンドを駆け、ボールを追う選手です。

 

よりよいチームが最高のパフォーマンスをすることができ、その結果見ている人が勇気づけられ感動することができる。

選手(会員)はサッカーというスポーツ(社会活動)をすることで自分を見つめ磨き、一人では成功できないパフォーマンスをチームワーク(組織)で成し遂げようと努力する。これにより今よりもっと高み(新しい社会)を私たちは自分たちの手で創ることができる。

 

それをTVで見たりスタジアムで応援するのが一般の方。試合(催し)を見ることができるけれど、選手と違いチームメイトが経験するものを全く同じように経験することはできない。もちろん、観客の応援は試合を覆すこともできるパワーを持ちます。選手とそれに関心を寄せる応援があってスポーツは盛り上がります。観客の一部は賛助会員としてより会に近い存在になると考えます。

 

 

自分はどこに価値を感じているか?

その価値観がとても大事だと思います。

選手としてプレイするか、観客になるか。

 

 

■マムズ活動をし始めて6年目になります。

活動をしているといろいろな方に出会います。

 

「子育ての友達ができない」

「仕事を辞めて子どもとだけの生活でいいのだろうか?」

「夫が働けと言います。子どもがまだ小さいのにどうやって?」

「自分は何をしたらいいのだろう?」・・・

 

女性の生き方、暮らし方の課題は、トライし続けてもなお解決することはないと思います。

 

 

地域社会で子育てしたら不便さに気づいてしまった人。

ぼやくだけではなく、自分で何かせずにはいられない人。

誰かの役に立ちたいと願っている人。

 

そんな方はプレイヤーとなる資質があります。

プレイヤーが積む経験は、外から見ているだけでは得ることはできません。その難しさ、面白さ、挑戦する醍醐味はお金には代えることができないと感じています。もちろん、活動するためには活動費として年会費が必要という簡単なお答えもありますが、根っこのところにある「社会活動」、そしてそれに「参加する意味」。この点が一番だと考えています。

 

 

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会に目を向け、ともに活動したい!

そんな方は是非問い合わせよりご連絡ください。