春夏物341枚の子ども服の寄付到着。秋冬物の200枚に続き、「シャツ1枚からできる母子循環支援」として大阪にあるグロウ株式会社さんのアパレルブランド、デビロックの子ども服をいただきました。
こんな話があります。
ある国では結婚する娘の花嫁道具としてお祝い金ではなく羊や山羊を50頭、100頭と贈ります。これを家族と食べてしまえば数は減るだけ。でもうまく増やせばより繁栄する。お金ではなく羊や山羊というところが大事なところですね。
そんな話を思い出しながら、寄付いただくたくさん子ども服は社会を変えていく様々な可能性があると思っています。毎年着られることなく大量廃棄される衣類100万トン。男性のシャツに置き換えてみれば、世界中の男性の数を上回る40億着と言われています。
たくさんの寄付を「消費」ではなく、新しい価値にと替えること。
昨年10月末に「子育てと仕事楽しむママの家」を開きました。困窮家庭への寄付循環はもちろんですが、その一枚を渡して終わってしまうことから、もっと頭を使って考えていかねばならないなと思っているのが経過です。購入する当たり前な社会から、図書館のようなシェアシステムに替えてより広くどんな親子も物によって豊かに暮らすことができるようNPOとしては考えています。
まだまだ知恵も技術も足りないのが正直なところ。4月から新年度に切り替わりますので、そんな社会を一緒に目指せる仲間も増やしながら皆の豊かさを進めていきたいと思います。
▼グロウ株式会社 デビロック
https://devirockstore.net/sp/…
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