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中古ランドセル支援から食品支援へ

8/19~22循環支援展。

 

マムズスタイルが取り組んでいる中古ランドセルを循環生活展で展示します。ランドセルは

「想像してたより綺麗!どうやったらこんな綺麗に使えるの?」

多くの方が第一声でそう言ってくださいます。

 

私も小学生の男児2人がいます。こちらは寄付できる状態ではなく、上から乗った重さでやや潰れが・・・。寄付できなくて残念です。。

 

毎日6年間使うランドセル。そして小さな子どもが使うランドセル。

酷使されてきたにも関わらず、寄付の品は、本当に保護者の方やお子さんが大事に使用してきたのを感じさせてくれます。

 

中古ランドセル支援は1年半前から取り組み始めました。

初年は1個。2年目は14個のランドセルを送り出しました。受け取っていく方は必ずしも困窮家庭に限らず、シェアする意義を感じられる家庭など様々。

新一年生の象徴、綺麗なピカピカのランドセル。そのなかで中古の品があっても大丈夫なのか、活動前は心配もありましたが集まってきた品にとても安堵させられ今に至っています。

 

 

 

 

中古ランドセルからつながる困窮家庭支援

 

「新品が当たり前」のランドセル。

綺麗な中古ランドセルを目にすると必ずしもそうではない新しい見方を与えてくれます。中には非常に高価な革製のしっかり作られたオーダーメイド品も見受けられます。皮製品の、使いこなすごとにしなやかさと深みを増していく姿。6年の卒業式をもって寿命とするには惜しい一品と感じます。そうしたこともあって親御さんから寄付が多いのもよく分かります。

 

「新品当たり前」の中に「リユースの良さ」を。

希望するご家庭は全国どこの方もご利用いただけます。(中古ランドセルは無償、郵送代は自己負担) そんな気持ちで始まった中古ランドセル支援ですが、なかには困窮家庭の方もいらっしゃいます。今私たちが取り組んでいる困窮家庭食品支援は、中古ランドセルを起点として広がった支援です。コロナ禍で必要な支援を必要な方へ届けたいと願ったときに、この中古ランドセル支援をし始めていて本当に良かったと感じました。

 

(写真:食品支援利用のお子さんから「ありがとうございました」のお手紙)

 

寄付の品は渡した後にどうなっていくのか?

 

支援活動する私たちもその後の家族の姿は見えませんでした。寄付の衣類、ランドセル、本、おもちゃ、食品を困窮家庭においては無償でお渡しする一方、買える家庭には有料で購入してもらい現金に替えることで支援に必要な物をまた求めています。

 

こうした寄付の循環をし続けて結果豊かになれるのか?

 

この活動は非常に長い年月を要し、また市民意識としてもひとりひとりが変わっていかねばならない長い道のりです。中古ランドセル支援はお渡しした後にどうなっていったのか確認することもなく終わっていましたが、改めて食品支援を通してまた繋がり、それぞれの家庭の様子が見えてきました。この短い夏休みに、家族で近隣に宿泊に出たり行楽へ出掛けられたりするお話を聞くようになりました。子どもさんが楽しい時間を過ごしているご家族の余裕を私たちも大変嬉しく見聞きしています。ひとつの寄付は大きな力ではありませんが、暮らしの豊かさに形を変えていく可能性を大いに秘めていると感じています。

 

現在食品支援は入れ替わり立ち代わりで10世帯ほどが継続して利用されています。

社会を豊かに変えていく循環生活の展示では、中古ランドセルをご覧いただけます。どうぞこの機会に手に取ってみてください。

 

 

 

<中古ランドセル支援>

◆現物をご覧になりたい方は循環生活展会場や下記へ

前橋市青梨子町434-1

子育てと仕事楽しむママの家

 

◆遠方で直接見られない方は

メールでお写真をお送りします。男女カラー、メーカー多数。

mamsstyle_1025@yahoo.co.jp

 

◆利用できる方は

就学支援制度利用有無に関わらず県内外全ての新一年生やランドセルが壊れて新たな購入を検討している在校生。

 

◆費用

ランドセル無償。郵送料のみご負担ください。困窮家庭につきましてはご相談ください。

 

◆期間

中古ランドセル支援を年間通して行っています

 

*お陰様でたくさんの寄付によりランドセル数は充足しております。現在新しい受付は行っておりませんが不足の際に再募集いたしますので引き続きどうぞよろしくお願い致します

 

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お問い合わせ

NPO法人Mam's Style

mamsstyle.jimdofree.com

mamsstyle_1025@yahoo.co.jp

09060083934