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前橋市にオープン ヘッドスカーフLINOLEA SHOP

 

シルクのヘッドスカーフを製作、販売するお店「LINOLEA」さんが前橋市の中央アーケードにオープンしました。

写真のように様々なカラーやパターンの生地で頭をすっぽりと包み、端を留めるアレンジがとても華やかな印象があり目を惹きます。

このファッションブランドLINOLEAを創られた角田真住(合同会社Armonia)さんと初めてお会いした時、角田さん自身の内側の明るさとスカーフがとても合っていて、人の内面と外面としてのファッションがとても人にエネルギーを与えている印象がありました。

 

 

 

 

 

店内は白を基調にカラフルな生地やヘッドスカーフがディスプレイされていました。オープンにあわせてたくさんの方が壁や棚を塗ったり準備を進めたりしてくださったそうで、愛される商品であり地域のお店としての期待を感じさせてくれました。(私もそのうちの一人です)

 

 

「ヘッドスカーフってどんな形をしていると思いますか?」

四角いシルクのスカーフを頭に着けるイメージが真っ先にきますが、実はひょうたんのような形をしています。球体の頭に合わせ、そして束ねた時に美しいラインが生まれるように形が考えられています。束ねる方法もシュシュですぐに留まるので、結ぶ失敗がなくいいですね。毛髪がある方は帽子など被ったときに直接皮膚に当たるわけではないので、服を着た時ぐらい敏感に生地や締め付けなどその感触を捉えることはないと思います。ヘッドスカーフ誕生の背景にはなんらかの事情で毛髪を失った方が、明るい気持ちで身に付けてもらいたいという願いを込めて作られています。皮膚に生地が直に当たり締め付けられると痛みを感じる方もよくある話なのだそうです。だからこそ着け心地のよさはとても追及され、形だけではなく糸の選別や縫い方も追求されています。

 

こうして誕生した商品を拝見すると、角田さん自身そうした縫製のスキルを既にお持ちの上で誕生したように想像しましたが実はそんなことはないとおっしゃいます。

 

 

「商品がないなら自分で作ろう」

縫製のスキルは全くなかったという角田さん。しかし突き動かされるご自身の体験から、「こんなふうに縫いたいから教えてください」と飛び込み、縫製会社で一角を空けてもらって縫い始めたそう。縫っては、うまくいかない箇所を働いている従業員の方に聞き、また直す。そんな繰り返しで商品が徐々にできていきます。縫製会社はそれぞれに専門性が異なってくるため、何社か渡り歩きながら粘り強く学んでいきました。商品が生まれるまでは数年かかったと言います。本当にものづくりは簡単にはいかないのを学びました。

 

 

 

 

工業ミシン体験

販売と工房を兼ねた店内で初めて工業ミシンを動かせていただきました。マムズスタイルは家庭用ミシンのため、仕様が全く異なるミシンにドキドキです。操作を教えていただき、縫ってみるとやはり縫い目が美しい!家庭用ミシンでは伸びるニット生地は扱いづらいですが、ここでは縫えます。そして4本ロックミシンもあり。工房を兼ねたこうした場所は縫物やニットのように家庭ではしづらい縫物を持ち込むような、かつて角田さんが縫製会社に通われたようにスキルの取得や交流の場にもなっていきそうです。

 

オープン前の忙しい時間にも関わらずありがとうございました。また縫物のお話やミシンを使わせていただきたいなー!

 

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LINOLEA shop

住所/〒371-0023 群馬県前橋市本町1丁目2-9

営業時間/ 12:30~17:00(金曜日は16:00)

定休日/日・月

 

オンラインショップ

 

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